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ロシア・ウラルカリ

◯ ベラルーシ炭酸カリ大手との合弁解消<ロイター日本語版>

[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアの炭酸カリウム生産大手ウラルカリ(URKA.MM: 株価, 企業情報, レポート)は30日、ベラルーシのベラルーシカリとの間で設立した合弁事業、ベラルーシ・ポタッシュ・カンパニー(BPC)から撤退する意向を明らかにした。販売方針をめぐり、提携相手と対立したためと説明している。

BPCは世界の炭酸カリウム輸出市場の43%を占める。ウラルカリがベラルーシカリとの8年の提携に終止符を打ったことで、今後はポタッシュ・コーポレーション・オブ・サスカチュワン(POT.TO: 株価, 企業情報, レポート)、アグリウム(AGU.TO: 株価, 企業情報, レポート)、モザイク(MOS.N: 株価, 企業情報, レポート)の北米勢で構成するカンポテックスが炭酸カリウム輸出でトップに浮上する。肥料原料である炭酸カリウムの市場はこれまで、BPCとカンポテックスの2大勢力が全体の70%を占める寡占状態にあり、両勢力がともに中国やインドなどの主要市場で同一価格を設定していた。

ウラルカリは今後、販売拡大に注力する考え。ボームゲートナー最高経営責任者(CEO)は記者団との電話会議で「目先、世界的に競争が激化し、炭酸カリウムの価格を下押しする」との見方を示した。ウラルカリは中国、インド、ブラジルでのシェア拡大を目指すとしている。(続く)露ウラルカリ、ベラルーシ炭酸カリ大手との合弁解消

by tasso0406 | 2013-07-31 05:10 | 海外企業  

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